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ハイブリット給湯器エコワンよ、君の性能は?

どもっ!

建築日記を投稿予定でしたが、珍しいことがあったのでその出来事を書いてみます。

先週の金曜日のことですが帰宅途中、ふと携帯を見るとのお昼過ぎに嫁さんからメールが入っていたことに気がつきました。メールの内容はガスコンロが点かないということでした…。

新築に入居して1週間も経ってへんのに…。

ポチィも帰宅してから色々と確認しますがガスコンロは一向に点きません…。

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ハイブリット給湯器エコワンよ、君の性能は?

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何が原因?

我が家ではエコワンというガスと電気のハイブリット給湯器を導入しています。エコキュートより断然小さいですが貯湯タンクもあります。そのためにガスが止まっても、お湯は出る仕組みになっています。なのでコンロの故障?ガスが止まっている?そこが絞れませんでした…。

エコワンのタンクユニット。エコジョーズと100ℓの貯湯タンクが搭載されています

エコワンの場合、お湯は基本的にヒートポンプで作られたお湯が貯湯タンクに貯まっているので、それを使います。エコワンのヒートポンプとは、空気熱を利用(空気を圧縮して)して熱を作り、その熱を利用して水を温水にする役割をします。エアコンの室外機の暖房時の原理とほぼ同じです。

エコワンのヒートポンプユニット

近年、乾燥機つき洗濯機などでも多く採用されているヒートポンプ(以前はヒーター式が多かった)ですが、ヒートポンプの動作に必要なエネルギー(電気・ガス・石油)の、何倍ものエネルギーを作ることが出来る、非常に効率の良い原理になっています。

給湯時のヒートポンプのデメリット

そんな効率の良いヒートポンプですが、給湯に使うヒートポンプの弱点は、瞬間的にお湯を作れないことです。高エネルギーのガス給湯器と違い、水栓をひねって水を瞬時にお湯に変えることができないため、給湯の場合にはタンクが必要になり、タンクの水がお湯に替わる時間を待つ必要があります。

オール電化で導入されるエコキュートもヒートポンプでお湯を作るわけですが、瞬時にお湯を作れないために約370ℓ~(4人家族~)の貯湯タンクが必要になり、1日分のお湯を安い深夜電力で夜間に炊き上げておく必要があります。このようにエコキュートでは湯切れを起こさない家族全員の1日分のお湯を貯めておけるタンクが必要になるわけですが、我が家のエコワンには100ℓの小さな貯湯タンクが搭載されているだけです。

では、お湯は足りるのでしょうか?

そもそもエコワンには湯切れという概念がなく、タンクのお湯がなくなればエコジョーズ(バックアップ給湯器)という、コストと効率を兼ね備えたガス給湯器で、瞬時にお湯を作る作業に切り替わります。エコワンがガスと電気のハイブリッド給湯器と言ういわれはここです。

タンクのお湯は約45℃(60℃に設定可能)と必要最小限の温度で炊き上げられ、100ℓのタンクのお湯に水を混ぜることで約浴槽1杯分のお湯になります。日本人の1日生活の中で大量のお湯を使うお風呂をヒートポンプでまかなえれば、大幅な省エネ効果になるので、その使用量に合わせたタンク容量という考えらしいです。

続きは次回に。

ではっ!

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