(現)建て方工事４.２④

このL字になっている構造補強用金物にビス（釘？）が打たれていません。

以前に書いたバカな施主の勝手に「侵入編」の記事で、
まだ建て方工事途中でこういう所が何箇所か見つかりましたが、
大工さんの手順があるんだろうと考え、とりあえずその時はスルーして、
後日確認したら全て施工されていたんで、
「ほらねっ！」ってな感じで一人納得していましたが、
その時にポチィの確認に漏れがあったのか、
この日に、発見しました。

今日は、大工のYさんは最後の後片付けだけという事で、
わざわざ休みの日曜に現場まで来て下さってます。
この日に音の出る様な作業を残している事も考えにくいので、

ん？もしかしてもっと先の工程の為にココは止めてないのかな？？

と思いましたが、今回はYさんに聞いてみました。

「Yさん、これってまだ後の工程の為に止めてないんですか？」

「えっ!?止まってないです!?……完全に打ち忘れです…💦」

おぉ～、良かった！聞けば、
建て方工事が終ったら検査が入るみたいで、
その時に、こういう打ち忘れとかは指摘があり見つかるらしいのですが、
そういった場合、検査後にこのビスだけを打ちに、
Yさんは、はるばる我が家の現場まで来なくてはならないみたいで、
お互いに良かったですね～、ってなりました。

この後、Yさんにはポチィが入居後１番最初にやる予定である、

これで我が家の建て方工事は全て完了です！

ポチィは先に帰らないといけない用事があったんで、
最後にY大工にお礼を言って帰りました。

本当は家族全員で家を建ててくれた大工さんとの写真を、
記念に撮りたかったのですが、この日は僕みたいなオッサンだけなので、
Y大工に写真だけ１枚、記念にお願いして撮らせて頂きました。

「なんか大工さんって感じの場所が良いですね～。」

なんて無理なお願いをして資材バックに撮らせて頂きました。

このYさんと少しの期間でしたが話をした中で、
えぇ話やなぁと思った話があります。

Yさんが別の現場にいた時に、将来大工さんになりたいとかで、
男の子（施主さんの子？）がしょっちゅう現場に見に来ていて、
そのうち掃除とか危なくない事だけお手伝いをして貰ってたみたいなんですが、
最後の日にその子からYさんは手紙を貰ったらしく、
その手紙を読んで嬉しくて、また仕事の活力になったと。

「めっちゃハートフルやんかいさっ！」

とポチィは思い、帰って早速嫁さんにも話をしました！
嫁さんもニコニコしながらいい話やねぇ～って言っていて、
ポチィも嫁さんもこの話で少し温かくさせて貰いました。

ポチィも幼稚園ぐらいの時に実家をリフォームした際に、
その時の大工さんの事をめっちゃカッコいいと思ってた記憶があって、
その頃の流れで今でも大工と言う仕事はカッコいいと思っています。
なんせ人が何十年と住める建物を作れる訳ですから！

ポチィは大工にはなれなかったですが、
Yさんの話に出てきた男の子は、
好きな大工と言う職業を好きなまま夢を掴む事が出来ると良いですね。

お話を聞いていると、
建築中に一回も施主さんに会わない事も多いそうです。
仕事の都合上や、建築場所が遠いなど、
様々な理由がある事だと思いますし、しょうがない事だと思います。

ポチィは、この日の様にラッキーな事に日曜でもタイミングが合ったり、
平日の仕事帰りに遠回りをしたりして、
大工さんや現場に出入りしている業者の職人さんと、
顔を合わす事が出来ています。

そうして顔を合わす事によって、
新築と言う多くの人が１回経験するかしないかの未経験の場所で、
安心する事や勉強になる事が多々あります。

顔を合わす事で安心するって事で言うと、
野菜の〇〇さんが作りました！に少し近い感じでしょうかね？？

それを踏まえた上でハウスメーカーや工務店に任せっきりにしないで、
出来る範囲で現場に通われる事を、ポチィとしてはオススメします。

ポチィも結局そうですが、
多分こういう施主ブログや建築日記をご覧になってる方は、
現場を放ったらかしにしない性分だとは思います。

ただポチィも気を付けていましたが、
現場で仕事の邪魔をしない様に心がける事も大切です。
と言ってもポチィは３、４時間現場にいる事もありました…💦
その時はなるべく大工さんが１階に居てるならポチィは２階と、
場所を変えて写真を撮ったりしてましたが、
正直１人で気楽に作業するのとは、
大工さんのやり易さが違いますね……、スミマセン💦

最後に、このブログを見てる訳ないと思いますが、
大工のYさん本当にありがとうございました。
また近くの現場に当たった時には声掛けて下さ～い。

ではっ！