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アップライトとトリップトラップ 親目線でおすすめ出来るのは?その比較とレビュー

ポチィです、どもっ!

前回の続きです。

Contents

アップライトとトリップトラップ 親目線でおすすめできるのは?その比較とレビュー

休日にアップライトに座る為だけに難波にまでやって来たわけですが、運よく別のショップでトリップトラップにも座ることができました。基本的にはどちらの椅子も子供のことを考えて製造されていますので、アラフォーの成人男性が座った感想が役に立つのかわかりませんが、親目線で子供の椅子を選ぶということも含めて正直な感想を書きたいと思います。

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価格差

さていつの間にか我が家ではトリップトラップとアップライトの2択で悩むようになっていた訳ですが、まずはこの2つの椅子の定価価格の差がどれくらいになるのか計算してみました。両製品ともにナチュラルカラー、ウレタン塗装の場合の価格になります。

アップライト 税込45360円で座面のクッションが標準でついています。

トリップトラップ 税込29700円で座面のクッション(ジュニアシート)がオプションになり税込7830円になります。

従って、45360円-(29700円+7830円)=7830円

結果、7830円アップライトが高くなることがわかりました。面白いことにこれはトリップトラップのジュニアシート1つ分の価格とまったく同じになります。偶然なのかメーカー側が狙ったのか、真相はわかりませんが少しだけ驚きました。

ポチィはこの計算を購入前にした訳ではないので実際アップライトを購入した時には知りませんでしたが、アップライトの方がもっと価格が高いイメージだったので、ちょっと得した気分です。当然トリップトラップの座面のクッションが要らない方は7830円が浮くのでアップライトと比べるとトータル15660円安く買えます。それとアップライトと違い大手ネット通販でも取扱いがあるトリップトラップは定価より多少は安く買えるので、この2つの椅子の価格差はもう少し開くことと思います。

それとトリップトラップは模倣品や類似品がありますので、お間違えにはご注意下さい。

トリップトラップに座ってみて

トリップトラップ ナチュラルカラー

トリップトラップ ナチュラルカラー

  • 座った瞬間

う~ん、正直なところ可もなく不可もなく、こんなもんかな?と思いました。

  • 座り心地

学校の椅子のように、木の板に座っている感覚なので長時間座るにはキツいかなと感じました。別売りアクセサリーでベビークッション(7290円税込)やジュニアクッション(7830円税込)があるので、やはりそちらが欲しいところです。

  • デザイン

見た目が柔らかいイメージではありませんが、スッキリ洗練されていてシンプルなデザインですので、このデザイン嫌いやわ。という方も少ないのではないでしょうか。それと少し重心が偏っているように見えるデザインでもありますが、大人が座ってもきしむこともなく耐久性にも優れているように感じました。

  • カラーバリエーション

ヨーロッパ製のビーチ(ブナ)材を使用したトリップトラップ(29700円税込)が13色で展開されていて、すこしプレミアムなオーク材を使用したトリップトラップ オーク(40500税込)が3色で展開されています。豊富にカラバリがあるのでお家の感じや個人の好みに合わせやすいかと思います。

  • サイズ

高さ79cm×奥行49cm×幅46cm 重さ7kg 体重140kgの大人まで座れます。

  • 保証

木部については7年間の延長保証登録ができます。長く使い続ける商品としては安心できる長期保証ですね。

1972年に発表されて45年も経つ歴史のある子供椅子ですので、現在も存在し続けて人気があるという事実だけでも良い物だということの担保になると思います。発売当初から改良も加えられていることだと思いますし、座面や足のせ板を調節するだけで長い期間使える商品なので子供椅子としては高価格のランクになるのかも知れませんが、減価償却で考えれば充分に価値のある商品だと思います。

一方その座面などの調節には六角レンチのような専用工具がいるみたいで店頭で座面の調節が出来なかった大人のポチィにはこの椅子に座って姿勢が良くなるなどのポイントはわかりませんでした…。

初対面アップライト

さて、たまたま運よく先にトリップトラップに座ることができたポチィですが、その後に目的だったアップライト取扱い店舗の『Hug』に向かいました。トリップトラップと比べてどうなんでしょうか?もしトリップトラップの方が良ければお財布事情的には少し助かるので、トリップトラップ頑張れ!的な気持ちが多少なりともあります。そんなことも考えながらお店に続くエスカレーターを降りるとすぐ真正面に置いてありました!

お~、君がアップライトかぁ。嫁さんから噂は聞いているよ!

アップライト ナチュラルカラー

アップライト ナチュラルカラー

みたいな気分です。これまでパンフレットでは何回も見ていたので少し感動気味の初対面で、すぐさまアップライトに座りました。

アップライトに座ってみて

  • 座った瞬間

先にトリップトラップに座っていて比較できたこともあり、アップライトには座った瞬間に「おぉ~!?」と少し声を上げて納得するくらい背もたれのホールド感などの感覚が大きく違いました。

  • 座り心地

トリップトラップと違いアップライトには座面のクッションが標準で付属していますので、座り心地が断然いいです。それと座面と背もたれの位置関係が少し浅いので背筋は自然とピンと伸びて姿勢が良くなります。

  • デザイン

画像を見てわかるとおりデザイン的には少し特徴があるので好みが別れるところだと思います。木の曲線的なフレームの印象はイケアのPOÄNG/ポエングを、

POÄNG/ポエング

引越し後処分の対象になった我が家のPOÄNG/ポエング

思い出しました。関係のない話ですが横から見た時に象形文字みたい…。と密かに思っていました。

  • カラーバリエーション

アップライト カラバリ

42000円(税別)のアップライトが8色、44000円(税別)のオイル塗装のアップライト、48000円(税別)のウォールナット突板(本当の木のシートを表面に加工している)仕様のアップライトがあります。こちらも豊富にカラーがあります。もしかすると多少はトリップトラップを意識しているのかも知れませんね。座面のカバーに至っては布地10色、PVC(合皮)10色の計20色展開なので迷いそうです。

  • サイズ

高さ83cm×奥行55cm×幅46cm 重さ8.1kg 耐荷重100kgです。

  • 保証

トリップトラップの7年保証でもびっくりしましたが、アップライトは、なんとまさかの18年の無料修理保証期間となっています!2009年から発売されているらしいのでまだ8年くらいしか経っていない商品ですが、作り手の自信がうかがえます。

と、ここまで両椅子の感想を書きましたがアップライトは座った瞬間に椅子本来の座り心地?しっくりくる?楽?、曖昧な表現ですがそんな良さを感じました。その一番の理由は高さを合わせていないにも関わらず、自然と背筋がピンと伸びる独特な形状の背もたれにあると思います。

本来は座面の高さを合わせることが大切だと思うのですが、店頭に置いてある商品なのでトリップトラップと同じくそのままの設定で座りました。それでも自然と無理なく、それでいてサポートをしすぎることのない背もたれにトリップトラップとは大きな違いを感じました。大げさかも知れませんが座った時に作り手の椅子にかける考えが感じられる商品です。

Hugの店主さんに聞いた話ですが、この背もたれの形状はかなりの手間がかかっているみたいです。発売元の豊橋木工が樹脂などでの制作も考えたらしいのですが、うまくいかなかった過去があるということで、手間はかかるけどやはり樹脂より木材という結論に至り、今も木材で制作されているとのことです。ポチィも木材のほうが断然良いと思うのでアップライトの強みであるこの背もたれは木材で続けてほしいものです。ほんとポチィ的にはこの背もたれを、

背中に移植したいくらいです!

すいません、それは冗談です…。

あとこのアップライトもトリップトラップと同じく座面や足のせ板を日々成長する子供に合わせて椅子を調節することができる商品なのですが、アップライトはその調節に工具が要りません。それは親が面倒くさがらずにこまめに椅子を調節をしてあげれることになりますので、せっかくの商品が正しい形で使われないことを防ぐことにつながります。この辺りにも作り手のこだわりが感じられます。

それとアップライトは一般の方への体験会や提携ショップさんとの勉強会が度々開かれています。そこには商品に実際に触れて欲しい気持ちや、余すことなくアップライトを理解して欲しい思いが込められていると感じます。大手ネット通販で取り扱いがない要因には、商品の値崩れを防ぐという考えもあると思いますが、体験会や勉強会が度々開かれていることをみると、実際に商品に触れみて良さを感じて購入して欲しい!という気持ちが強いようにポチィは思っています。

悩んでそして…

嫁さんの推薦を濁したり、その後も購入に悩んだアップライトですが、アラフォーの男がトリップトラップとの座り比べが終わった頃には迷いはありませんでした。トリップトラップもおしゃれで良い商品だとは思いますが、ポチィ的には断然アップライトの方が親目線で見て子供に座らせたい良い椅子だと感じました。子供も大人も、そして人生の生き方も??姿勢が良いって大事ですもん!京大芸人でおなじみのロザンの宇治原は勉強のことより姿勢のことを親に厳しく言われて育ったみたいですし、姿勢が良く育ってくれれけば我が子も、

京大に行ける!

…なんて思っていないですが、姿勢が良くて悪いことなんて滅多にないですもんね。

実は今回、家を出る前は嫁さんに、

「とりあえず1脚だけ買って良ければ追加で買おうか。」

と言っていました。

実際それもありだと思います。高い買い物ですし存分に試してからでもいいような気もします。もし小学生くらいのお子さんが複数人いるご家庭ならダイニングチェアは普通のダイニングチェアにして、勉強時にだけ調節も簡単なアップライトを座面の高さを変えて1脚を使いまわすのもいいかも知れません。ちょっと面倒くさそうですが…

今回試しに1脚だけ購入することも考えていたポチィは勢いで2脚まとめて購入しましたが、そこには値上がり前の駆け込み需要のおかげでアップライトの納期が来年の3月くらいになることや、インテリアショップHugの店主さんの上手な商品説明、値下げがないアップライトが今回少しお得に購入できたこと(Hugのことやお得に買えた情報はまた別記事で。)といった理由があります。そしてなによりもシンプルに椅子自体の良さが決め手になった一番の大きな理由でした。

ではっ!

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