どもっ!
さてまさかのVol.5です。今回で最後です。多分…
泉北ホームさんの立ち上がり部分の回答です。
結果から言いますと、出来ない!という事です。
おおっ!あの写真と僕の説明と契約前特権でもひっくり返せませんでしたね~。
やはり安全面や、もしも雨漏りなどの不具合が起きた時の保証面も、
相対的に考えて泉北ホームさんではしないと言う答えらしいです。
2×4工法と、在来工法(木造軸組構法)の違いもあるかも知れませんね。
もしかして玄関部分の天井高だけ標準の2400mmにして、
1Fその他の部分をハイスタッド(天井高2600mm)にすれば、
可能だったのかなぁ~なんて今勝手に思ったりしてます。
ただ泉北ホームさんでは極力その立ち上がり部分の高さを下げる事は出来る、
という事らしいです。
最初の時点で300mm位の高さが必要になる計算でしたが、
200mmぐらいに出来るとの事。
しかし残念ながらこの話は営業段階での話でして、
後日始まる設計士さんとの打ち合わせの時に判った事ですが、
我が家のバルコニーに対して、
ちゃんと計算されて出た数字では無かったみたいでした。
後に担当になった設計士のNさんにとっては寝耳に水だったみたいです。
ですが、出来る限りの対応はして下さいました。
そして改めてNさんがキチッと計算して下さった所、
我が家のバルコニーの奥行で1/50勾配を取ると、
どうしても260mmは必要になると言う説明を図を添えて見せて下さいました。
こんな感じだったと思います、
見て分かる様に、最低限の防水層120mmでの施工です。
もうこれ以上どうにかなる様な数字じゃないので、
それで行きました……が、
契約前段階であれだけこだわってた部分でしたので、
たった60mmかも知れませんが、
バルコニーの奥行も当初図面から変わってませんし、
営業の段階でキチッとした答えを頂きたかったなぁと今となれば思います。
結果的に後出しじゃんけん的でちょっとズルい感じになりますもんね…。
しかしあの200mmぐらいと言う数字はどこから…謎です。
こうして2社の答えが出揃った訳ですが、
工務店さんはとりあえず置いといて、
この2社の答えを聞いた後は、立ち上がりの部分に関しては、
タ〇ホームさんでも泉北ホームさんでも、どちらでもいいかなと、
正直思い始めてました。
2社共に施主の意見を検討して下さり、
タ〇ホームは、より施主の希望に重きを置いた答えを、
Good ・立ち上がりなし
Bad ・玄関扉が小さくなる
泉北ホームは、より安全を意識して出来る限りの努力を、
Good ・立ち上がり200mm(当初)に下がる
Bad ・立ち上がりがある
して下さった訳ですから。
あと工務店さんでは、そういった施工経験が無いらしく、
リスクをとってチャレンジする時なのか、どうなのか…、
という所で葛藤されてました。
工務店のAさんは一人で切り盛りされていますので、
自分の今までの経験上で、
ちゃんと安全を担保できる家しか作りたくない気持ちがあるのも、すごく分かります。
もしなんかあっての補償問題となると、
大きい会社とそうでない会社ではダメージの大きさが違いますし、
自分が今まで施工してきた中で何が危険で、
何が大丈夫なのかも理解されてるからだと思います。
かと言って新境地的な事もやって行かなくてはならないという事も、
おっしゃってました。
契約前に泉北ホームさんの完成見学会に行った事があります。
そこで担当に付いて下さった方とも、
この立ち上がり部分の事でお話しした事があります。
以前は泉北ホームさんでも何例か立ち上がり無しの施工をした事があるみたいです。
ですがやはりうまく行かない事があったみたいで、
泉北ホームさんではやらない事にしたという経緯を聞きました。
こういう時にさらなるレベルアップを目指して挑戦し続けるのも、
スパッと切り捨ててやらない事にするのも、
どちらも勇気のいる事ですが、
建築業界という事で考えると、スパッと切り捨てる方が正しい様な気もします。
この情報過多の時代に少しのミスが命取りになる可能性が高い気がするからです。
ですが挑戦し続けてその施工を確実な物にするのもカッコいいですね。
〈プロフェッショナル〉や〈情熱大陸〉に、
出れそうな感じでしょうか…。
まぁどちらにせよ、企業努力と言う形では一緒なのかも知れませんね。
1つ話は変わりますが、僕の実家の建て替え時の上棟式に参加した時、
フ〇ーダムさんの下請けになる工務店さんの大工さんにも、
この立ち上がり部分の事を聞きました。
その大工さんはサラッと立ち上がり部分を無くす方法を教えて下さり、
竣工後の実家のバルコニーも当たり前のように立ち上がりが無かったので、
もしかすると施工の仕方を確立されているのかも知れませんね。
実家の家族の満足度を見ても充分の様なので、
もし良ければこの工務店さんの名前ぐらいはお教えできますので、
またコメントを下されば非公開でお伝えできます。
当然、工務店さんに直接行けばフ〇ーダム経由で行くより、
断然安く施工できるでしょうし、フ〇ーダムさんで施工もしてる会社なので、
オシャレな提案もできる工務店さんだと思います。
検討に入れられてもいいかも知れませんね。
僕も実はフ〇ーダムさんで天文学的な数字の金額を言われた後に、
実家の家族の計らいで、
「直接、工務店に行く段取りを取ろうか?」
と言う提案も受けましたが、
子供の幼稚園入学の時期の都合や、
泉北ホームさんでほぼ決めかけてた心情、
その他未確定な要素が多々ある事も含め、
バランスをみて、家族の提案を申し訳ないですが断った経緯があります。
因みに泉北ホームさんと
同じ大阪・堺の工務店さんです。
さてこんな感じで明確な答えは出てない様に思いますが、
バルコニーの立ち上がり1つでこんなにややこしい話になりました。
また、木造と鉄骨でも答えが違うかも分かりません。
結局は自分が何がしたいか、
それをするにはどの会社と組むのかという所で、
結果的に僕は泉北ホームさんと契約したので、
我が家の重要部分であった立ち上がり無し計画は頓挫しましたが、
1階掃き出し窓の外にウッドデッキをフラットで施工する事で、
その気持ちは落ち着きました。
ではっ!