ポチィです、どもっ!
時々、チビ達に将来の夢を聞くんですが最近上の4歳のチビに、
「〇〇(←上のチビの名前)は、大きくなったらサッカー選手になるんやろ?」
と、聞いたところ、
「サッカー選手は父ちゃんがなって。」
と、言われて、立て続けに、
「〇〇、うちゅう救うだけやし!」
と、衝撃の夢を告げられたポチィです。不器用な感じで、しかしその真っ直ぐな言い方に、
「高倉 健かっ!」
と、ツッコミたくなりますが同時に、
「カッコいい~~~❤」
と、我が息子ながら思ってしまったポチィです。
さて建築日記です。我が家の引き渡しが2017年6月なので、5月の記事を書いている時点でもうゴールはチラ見えしてるわけですが、色々と他の事を書きたくなったり寄り道していますので、果たして無事ゴールするのはいつになる事やら…。
あっ、ちゃんとゴールはいたしますので…。
Contents
5月上旬(造作工事・施主のアンテナテスト編)
階段と子供部屋収納
この頃になると内部の造作工事はほとんど仕上がっていて、
階段もこの通り、
建築写真を撮るのに上下階の行き来がしやすくなっています。
前回の建築記事でふれた、
2階の子供部屋のクローゼット内部も、
こんな感じに綺麗に仕上がっていました。この収納内部の形状は泉北ホームのHAPPY収納の(M)というタイプです。HAPPY収納のタイプはこの他にブランコハンガータイプと、ハンガーフックタイプがあり、泉北ホームのプレミアムパッケージでは3ヵ所まで標準で選べる様になっています。
バルコニーサイディング
これはバルコニーの腰高壁のサイディングです。まだ全ての施工が終る前だったので開いている所から、下地材の位置を測っておきました。
BS4K8Kアンテナ下準備
なぜこんな所の寸法を測るかと言うと、丁度この辺りに自分でBSアンテナを施工する予定で、アンテナ取り付け金具を設置する場所の下調べになります。
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こういった感じの壁を両側から挟むタイプの取り付け金具にしようと思っていたのですが、実はこの金具はサイディング用ではなくて、簡単に穴を開けれないコンクリート壁などにアンテナを取り付ける為の金具なんです。
ですが調べるとサイディングにつけている例があったので、自分でサイディングに穴を開けるのには少し抵抗があるポチィは、このコンクリート用金具で設置する事にしていました。
しかしながらコンクリートでは大丈夫ですが腰高壁の上部を両側から挟んで締めて固定するので、締め付けの強さによってはサイディングだと押しつぶされて割れる危険性が出てきます。一方締め付けが緩いと今度はアンテナが風などで動いてしまいますし、最悪落下する可能性もあるので大変危険です。
今回サイディングの下地の位置を確認したのはその施工を少しでも簡単にするための準備です。というのは、下地がない位置を挟んでしまいますとサイディングの裏は空洞なので、挟んで締めつける事により圧迫され割れやすくなります。下地がある所をついて挟むと下地があるぶん割れにくくなり固定しやすくなります。
それでも絶対に割れない訳ではありませんので力加減に注意が必要です。一応この施工方法を我が家に来ていた外壁の業者さんに聞きましたが、
「元々がコンクリート用なのでオススメはしないですが、下地をちゃんとつけば力を入れ過ぎない限りは大丈夫でしょう。」
という答えを頂いたのでポチィはこの方法で現在BSアンテナを引っ越してから取り付けています。当然サイディングが割れたら自己責任ですし、最初は緩くて動いたりしましたが、ちょっとずつ調整して今は良い力加減で取り付けれています。
またそちらもDIY記事で書くつもりですが、BSアンテナはちょっとの角度や向きで映像に影響が出てしまうので少し難しくて、そのぶん楽しかったです。
地デジTVアンテナ下準備
これは監督に無理を言ってさせてもらったんですが、自分で施工予定のTVアンテナの電波が入るかも調べました。
アンテナの電波を調べるには、
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この様な家庭用の簡易レベルチェッカー(これでは弱電界地域の設定は厳しいかも…)か、
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こんなプロ仕様のレベルチェッカーとアンテナを繋いで、アンテナを設置する高さにアンテナを持って行き、向きを変えながら調べる方法があります(プロ仕様は高額なのでこれを買うなら業者さんにお願いする方が…)。
ただこの方法は高所の足場や屋根に上ったり、アンテナを5mくらいの棒にくくりつけて設置高さに合わせて調べるなど、素人がやるにはハードルが高くて危険です。
そんな危険性も考慮して自分で地デジアンテナを設置するには屋根裏での設置作業が、まだ現実的です。
子供の頃、暗くなってから実家の2階建ての瓦屋根に上って近くに住む3階建ての幼なじみと懐中電灯で合図を送りあって遊んだりしましたが、四十手前で屋根に上って落ちた日には…。
そんな訳で電波が入るかはこの時点ではまだ未確定でしたが、自分でTVアンテナの屋根裏設置に踏みきりました。その詳しい理由は後に触れたいと思います。
今回はレベルチェッカーなどの代わりに、これらの道具を自宅から持ってきて電波の入り具合を調べました。
持ってきた物
まずは実家でもらった使っていないPanasonic製の小さいTVです。そして地デジアンテナはこれです、
この時のために前もって購入していた、
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DXアンテナ製の平面アンテナブラックブラウン UAH261ASCです。現在は品番が変わっただけなのかマイナーチェンジしたのかUAH261B(C)になっていて八木式アンテナ26素子相当と同等品になります。
八木式アンテナというのは屋根の上に乗っかっている、魚の骨で矢印を作ったみたいな形の、昔からあるあのアンテナの事をいいます。
性能的には同じ素子の場合、指向性が鋭い八木式の方が上なんですが、見た目の問題で新規取付けでは平面アンテナ(デザインアンテナ)の設置が増えているとの事。あと平面アンテナは八木式より指向性が広いので素人でも合わせやすい利点があります。とは言っても一番最適な場所を探すのは微妙な調整が必要になってきます。
アンテナの事はまたDIY日記で詳しく触れるとして、建築設計段階の最初のほうはこの平面アンテナを八木式の様に屋根上設置案(あまり意味がない感じが…)が出ていました。次に出た案が外壁への壁面設置案なんですが、それでもあまり納得できなかったポチィが何故に屋根裏にしかも自分で施工する事になったか、その理由に触れたいと思います。
屋根裏設置にした理由
- 平面アンテナも見た目が八木式よりはマシなだけで目に入らないに越したことはない
- 設置費用の削減(最終合計2万5千円未満に収まりました)
- 台風で動く事、飛ばされる事が絶対にない
- 屋根上も壁面も周りの環境などで急に電波が入らなくなった時の向きの調整など自分でメンテナンスが難しい(危険が伴う)
- 鉄筋コンクリート造での屋根裏施工は厳しいが木造での成功例が多数あった
- 土地に2階建ての古家が建っていた時に家の中や2階屋根裏近くをくまなくワンセグで電波環境を調べて、良好だった(これには意味がない場合もあります)
- 後に建築工事中でも屋根裏に上がってワンセグで良好に視聴できた(これも意味がない場合があります)
- 最悪ケーブルテレビや光テレビで視聴できる地域だった
こうしてアンテナ屋根裏設置を自分で施工する事に踏みきったわけですが、今回は引渡し前にワンセグではなくフルセグ(地デジ)でどうしてもちゃんと電波が入るか調べておきたかったので、屋根裏に上がったりと少々危険な事をするので現場監督の許可を貰いました。
我が家のW監督は了承して下さいましたが、他の建築会社や同じ泉北ホームでも監督さんによって、「引き渡し後にして下さい」と言われる可能性が多いかと思います、
W監督ありがとうございます。
この段階でもし視聴できない事がわかっても、この後に自分で契約する事になるインターネットプロバイダでネットの申し込みと一緒にテレビの申し込みが出来るので、どちらにせよこの時に調べさせてもらえて良かったです。
地デジアンテナのテスト結果
少し電波の弱い局もありますが、ざっくりな設置テストでこの様な感じで電波が入りました。
写真では兵庫県の地域ローカル局のサンテレビの電波が入っていましたが、京都方向に向ければ京都テレビがの電波が入っていました。
とりあえずひと安心という感じで、アンテナ設置費用もかなり浮かせたので良かったです。
後日我が家の設計士のNさんにこの事を言うと、Nさんも安心した顔で「良かったです!」と喜んでくださいました。
泉北ホーム的にもNさん的にもTVが映らないような家になる事だけは、避けたかったのだと思います。その証拠に最悪の場合を考えての保険的な根回しをポチィの知らない所で二段階で施工して下さってました。
1つは屋根上設置用の仕込み配線、もう1つはケーブルテレビや光テレビが容易に接続できる様に仕込みのカラ配管です。
この2つ目のカラ配管は引き渡しの時にポチィが何のカラ配管かわからなかったので聞くと、その場に居た誰も知らなかったみたいで、W監督が電気業者さんに問い合わせをして下さってようやくわかりました。ですのでもしかすると電気業者さんが気を効かして仕込んで下さったのかも知れません。
いずれにしても本当に感謝です。
今回このアンテナとTVは持って帰ってもまた何日か後に引っ越しのトラックに乗ってやって来るだけなので、内緒で邪魔にならない屋根裏の隅に置いて帰りました…。
ではっ!