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新築の水道管は13Φ?20Φ?水道増径工事で気をつけたこと 1

どもっ!

どこから仕入れた情報かわからないですが急に上の3歳のチビが、

「高須クリニックに行きた~い。」

と言い出したので、

「どこが気にくわんねん!」

と、ツッコんでしまったポチィです。本人は高須クリニックを多分レジャー施設だと思っているみたいです…。

さて、前回の記事で少し触れたMさんのメールの内容に書いてあった水道増径工事のことについて書きたいと思います。

近年の新築工事では2世帯住宅などで水栓数が多かったり、宅地内に水量を多く使う設備などがない限り、上水道の引き込み管の径(太さ)が20Φ、給水管(屋内配管)の径も20Φ仕様になっているのが一般的だと思います。この引き込み管とは、土地に面した道路などに埋設されている水道本管から宅地の敷地内に水道管を引き込む、水道メーターが付いている配管のことを言い、一方の給水管とは、その水道メーターから風呂・キッチン・給湯器・トイレなどの水回りに接続されている配管のことを言います。

しかし古い家屋などではどちらの配管も13Φで引き込まれていることが未だ多くあります。それには昔と現在の生活環境の違い(家でお風呂に入る様になったなど)が起因していると聞きましたが、僕が現在検討している北向きの更地の土地も13Φで引き込み管が、南向きの古家付き土地は、引き込み菅・給水管どちらも13Φで水道が通っていました。どちらの物件にも共通する前面道路には25Φの水道本管が埋設されていました。

我が家のように新築の場合は上物の古家は解体するので給水管のことは気にする必要はありませんが、中古物件をリノベーションをする場合、特に水回りを新たに増やす場合には給水管の太さも気にする必要があります。それに加えて配管自体が古くて新しく交換する方が良いケースもたくさんあるみたいなので注意が必要です。

さて、ここで本題の水道工事に関する泉北ホームの営業のMさんのメール内容に触れてみたいと思います。Mさんのメールには新築建物の給水管を一般的な20Φで施工するには、引き込み管の増径工事(13Φから20Φに)をする必要があると書いてあり、現在の水道本管25Φ→引き込み菅13Φ→新築給水管20Φの計画のままでは、引き込み菅13Φ→新築給水管20Φの所に問題があるとのこと。

屋外の散水ホースで水撒きをする場合をイメージすると解りやすいかと思いますが、同じホースの径でもホースの先を少し押さえるのとそのままの状態では勢い(水圧)が全然違います。その原理で水道本管から屋内に向けて径が細くなる分には、水圧が増すので大丈夫だということです。反対に引き込み菅13Φ→給水管20Φのままでは、本管から給水管に向けて径が広がるので水圧が減ることになり、水圧不良を起こす可能性が出てきます。

この水圧には敷地の立地により大いに差があるみたいで、給水施設からの距離・そこからの敷地の高低差・水道本管の径などその条件で大きく変わります。敷地の水圧については水道局や水道業者に聞くとおおよそのことは教えてくれるみたいですが、今回はそこから指摘が入ったみたいで僕も水圧が重要だということを知り勉強になりました。次回に続きます!

ではっ!

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コメント

  1. ポチィ より:

    くろーばーさんこんばんは。
    コメントありがとうございます。
    家探し初期の頃は、
    中古住宅の検討もしてましたので、
    そういった関連の本の中で、
    水道の口径の事を僕は知りました。
    分譲地なんかは20φで、
    引かれてると思いますが、
    水道加入金として結構な額持って行かれると思います。
    ほんとに建築は奥が深いですね〜。

  2. くろーばー より:

    なるほど。
    引き込み管の太さは考慮していませんでした。
    こういったところで、付帯工事や諸費用が変わって来そうですね。
    建築費用は複雑ですね(>_<)